日付 : 17-11-28 16:13
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平成29年度 熊本県公立高等学校PTA連合会 中央地区指導者研究大会
日時:平成29年11月18日(土)
会場:熊本市立千原台高等学校(幹事校)
出席者:飯田副黌長、石川教諭、北里副会長、松崎副会長
11月18日(土)、千原台高校において、県高P連中央地区指導者研究大会が行われ、本黌から先生方、役員合わせて4名が参加しました。この研究大会は、PTA本来の在り方について会員の理解を深め、活動が活発に行われること、また会員相互の学習、指導者の育成を目的として毎年行われているものです。
開会前に、12名の小中高生による、千原太鼓保存会の勇壮な太鼓の演奏が行われ、熱気のこもった雰囲気となりました。
はじめに、重光産業副社長 重光悦枝様による講演が行われました。現在、味千ラーメンの顔として、海外でビジネスを進める上での転機や苦労されたことをエネルギッシュにお話しいただきました。
創業から50年を間近に迎える中、第2世代である自分達の代で、1000店舗(現在、海外国内合わせて769店舗)を達成したいと考えているそうです。
講演の中で話された、海外進出する上でのキーワードとして以下の7つの言葉を紹介します。
1 絶対に「できない」とは言わない。
2 ぬるま湯につかったままでいない。
3 アンテナを張る。
4 チャンスを逃さない。
5 約束を守る 自分への約束
6 可能か不可能は意見に過ぎない。
7 言霊は宇宙が聞いている。
次に、熊本高校と第二高校からPTAの取組が発表されました。熊本高校は、士君子精神に則り生徒の自主独立を尊重されておられ、PTAの活動として今回、「君は何を目指すか」という冊子を先日5年ぶりに改訂して発行されたそうです。発刊の際に、より身近に将来のことを子ども達に感じて貰えるよう工夫し、投稿者選出には1年以上かけたそうです。発表の中で、「教育は子どもをゼロから育てる(作る)とても面白い仕事だ。」や「情報が満ち溢れている現代の中で、皆さんは情報の海の羅針盤たれ。」という言葉が印象的でした。
続く第二高校の発表では、現在地震の影響で管理棟は解体の状態にあり、そのような中でもSSHの活動を長く続けられています。PTA活動としては、進路研修会として進学した卒業生に、受験期の逸話を話してもらう会を開催しているとのことでした。また3年生の激励会を夏休み後期課外の初日に行って、合格を祈願して保護者から二高飴を生徒一人一人に手渡しているとのことでした。
同窓会からの支援としては、同窓生による進路ガイダンスを1年生に向けて行なわれており、20名程のOBが来て、高校生の頃の話や、現在どんな仕事をしているか話をしてもらうとのことでした。
個人の感想としては、重光副社長の講演は、SGH指定校として本黌生徒にもぜひ聞いてほしいと思える内容でした。また熊本高校は、自主独立という点に非常に重きを置いておられ、本黌と交流をさらに深めし、両校が切磋琢磨できればと感じました。第二高校は、現在、熊本地震の影響から、厳しい環境の中にも子ども達に豊かな高校生活を送ってほしいという、保護者の熱い想いが伝わってきました。
(文責:副会長:松崎達哉)
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