日付 : 18-06-18 16:30
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弁護士の先生お二方を講師に迎え、「インターネットと人権~加害者にも被害者にもならないために~」というテーマで講話をしていただきました。ネット社会に潜む危険から身を守る方法について、実例をドラマ仕立てにした映像を示しながら、わかりやすく解説をしていただきました。
近年、インターネット、スマートフォンの普及により、SNSの利用率も格段に上昇しています。ドラマでは2つの例がありました。1つ目は女子生徒が自分で撮影した写真をSNSで知り合った、同年代の女子になりすました男性に送ってしまった事例、2つ目はグループ内のみで共有したつもりの写真がSNS上で拡散され、全く知らない人に付きまとわれてしまった事例でした。特に2つ目の事例は、SNSにアップされた写真の背景から、自宅や学校、そして塾まで特定されていました。
近年は自分で撮影した画像を悪用される被害が増えており、各市町村で条例を定めるなど、対策が急がれているそうです。
インターネット上にアップされた個人情報は常に悪用される危険があります。また、一度拡散された情報は完全に消すことはできません。
気軽にSNS上に写真や個人情報をアップしてしまいがちですが、それが周囲の人を傷つけ、さらには自分までをも傷つけてしまいかねないということを学ぶことができました。コミュニケーションツールとして発達してきたSNSですが、それで人間関係を壊してしまっては意味がありません。まずは「載せないこと」、それが一番簡単にできる危機回避の方法です。
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