正念場の３学期を迎えるにあたり、黌長訓話で「１年の計は元旦にあり。自分自身の可能性を開花させるために、『今、何を為すべきか。今できることは何か』を考え、自分を高める一歩を踏み出して、努力と挑戦を続けてほしい」と念願しつつ、がんと闘いながら山に登り続けた女性登山家・田部井淳子さんと、東北の高校生が富士登山を行うドキュメンタリー番組を紹介され、未来に進む勇気と自信を持ってほしいとの呼びかけがありました。不安で自分に負けそうな高校生に、命の底から励ましを送る田部井さん、そして登頂を成し遂げた時の高校生の表情に触れ、「何かに挑戦し、自分の力を精一杯発揮し、目標が達成できなくてもチャレンジしたときの頑張り、努力は、その後の人生に大きな力になる。自分の可能性を信じて一歩を踏み出し、その中で一つひとつ自分の中に自信や勇気を見つけ出して、新しい世界を切り開いてくれることを期待しています」とエールを送られました。