日付 : 17-08-18 15:17
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【研修1日目(8/1)】
今日は研修初日、学校から福岡空港へ行き、シンガポールの国際空港を経由し、パースへと到着するだけで1日が終わってしまいました。
まず、福岡空港。事前に教えて頂いていた通り、厳しいチェックがありました。現金は預ける荷物には入れない方がいいということ、ケースのベルトは取っ手を通さなければ外れてしまうことなど、考えてみれば当然のことをいくつも知りました。
次に、シンガポールの国際空港。初めて直接感じる外国の雰囲気は何もかもが新鮮で、ある程度意味の分かる英語も少しあり、現地の人と直接会話が出来ることに感激しながらターミナル内を歩き回りました。オーストラリアで本格的に英語と触れ合う準備が出来たと思います。
そして、パースに到着。何より、その気温の低いことに驚きました。寒い外気に触れて、身も心も引き締まりました。明日からの研修が実り多きものになるように、今日はしっかり休みたいと思います。(R・K)
いよいよ今日からオーストラリアでの環境スタディが始まった。1日めの今日は殆どを移動に費やした。
朝が早かったこともあり、バスや飛行機の中では眠っている人も多くいた。僕自身は初の国際線であったので、少しの不安もあったが、何事もなく無事に搭乗することが出来て良かった。また、ハブ空港と呼ばれるチャンギ国際空港は、多くの外国人で賑わっており、流石世界の中心的な空港だなと感じた。
明日からは本格的に研修が始まるので、両親や先生方から大変な支援をうけてこのプログラムは成り立っていることを自覚してこれからの研修を有意義なものにしていきたい。(H・H)
人生初の海外研修・ホームステイが楽しみで、わくわくしながら済々黌に向かいました。 自分は今まで国内線しか使ったことがなく、国際線は初めてでした。そこで一番違和感を感じたことは、「日本人が少なかったこと」です。これは当たり前のことでありましたが、これから先自分たちが社会人となり就職する頃にはもう、日本人同士で仕事をするのではなく、外国人相手に意見を述べていくことが増えていくグローバル社会となっていくのです。その中で自分たちはネイティブスピーカーと会話をしなくてはならなくなります。
その後のオーストラリア入国時に、私は入国申請の書類を誤って書いてしまいました。客室乗務員に“Can I have another?”と尋ねると“Sure”と返してくれ、自分の英語が通じたのだなあと少し感動してしまいました。
明日から本格的にホームステイが始まりますが、とても楽しみです。(H・Y)
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【研修2日目(8/2)】
今日は、今回の研修で初めての活動日でした。
主な活動は、キングスパークの訪問とカーティン大学の紹介でした。
キングスパークについては、日本に普通あるような公園の何十倍もあり、400haもの面積があることにまず驚き、公園の端から一望できるパース市街の美しさにも感動しました。パースは日本と違って全く山がないので、全ての建物を見ることができ、パース市全体が美しく整備されていることに気が付きました。
カーティン大学では、バスを降りた時から、いろいろな国から人々が集まっていることがわかりました。その後の大学生との交流では、英語がなかなか通じないことに不安を持ちましたが、何とか頑張って、打ち解けあうことができたと思います。また、キャンパスツアーでは、カーティン大学の広さに圧倒されながらも、大学生活を円滑にするためのいろいろな施設が密集していることを、ワークシートの問題を解きながら理解していくことができました。
一番最後の、ホストファミリーとの対面では、緊張は大きかったですが、これから、この方々と過ごすのか、と期待に大きく胸を膨らませました。(S・S)
今日は最初にキングスパークに行った。とても広く、たくさんの緑があり、海や街を見渡せる素敵な風景を見ることができた。また日本の公園との共通点・相違点をたくさん見つけることもでき、なぜキングスパークが多くの人に愛され親しまれているのかが分かった。自然の素晴らしさを実感した。
次にカーティン大学のクイズ型キャンパスツアーを体験した。カーティン大学には、広大な敷地とともに、いくつもの建物があり、カフェもたくさんあった。また、大学内ならばどこへでも行くことができる無料レンタル自転車やボトルを持参すれば無料で水を注ぐことができる冷水機もあり、環境についてよく考えられていて、とても便利だと思った。大学内には、いつでもどこでもログインできるパソコンがたくさんあり、生徒の研究などを促す工夫がなされていると感じた。私が一番驚いたのは、娯楽の場所や落ち着く場所があるということだ。例えば、卓球、ホッケー、ボードゲーム、ハンモックホテルや広場にいくつも置いてあるビーズクッションは無料で利用できる。これは日本の大学との大きな違いだと思う。
夕方には初めてホストファミリーと顔を合わせた。家に帰ってからは、ホストシスターと走る練習をしたり、日本の文房具で絵を書いたり、折り紙を折ったりしてとても楽しかった。またホストファザー・ホストマザーがとても優しく、色んなことを教えてくれて、たくさん会話ができた。自分の英語が通じていて、自分も相手の英語を理解できる喜びを自信に変えて、これからもっと楽しみたい。(S・T)
今日は、ホテル出発からホストファミリーとの対面まで濃密な時間を過ごした。こんなにも濃密に1日を過ごすことは初めてだった。
午前中のカーティン大学の講義や活動は、APU以来の外国人学生との会話となった。最初は話がうまく弾まなかったが、お互いの事を英語で伝え合ううちに、英会話にも慣れるようになった。アクティビティでは、先生から教わった「質問」を念頭におき、パートナーの学生と話しながら課題を一緒に解いていくことができた。実りのある時間を過ごせたと思う。 特に、芝生の上で何人もの学生が、組み立て式の椅子に腰掛けたり、ハンモックの上で読書をしたりする光景や、図書館の蔵書数に驚いた。
カーティン大学での活動が無事に終了し、吉住君のホストファミリーに自宅まで送っていただき、待ちに待ったホストファミリーと対面した。普段、家でやっているようなことをそのままやっていただけだったが、それを見たホストマザーが「You are good boy.」と言ってくれた。とても感動した。(T・K)
今日は、午前10時ごろにグッドアースホテルを出発した後、キングスパークに行きました。第一次世界対戦と第二次世界大戦で亡くなった人々を供養する記念碑があり、その前には消えることのない火が焚かれていました。
公園から見える眺めは最高で、みんな、たくさんの写真を撮っていました。芝生の綺麗な緑色と、空と海の青色は、本当に絵になる風景でした。(実際にポストカードにもなっているそうです)
カーティン大学ではオリエンテーションやキャンパスツアーを通して現地の大学生と交流することができました。夕方にはホストファミリーと合流し、いよいよ英語漬けの生活が始まりました。(T・W)
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【研修3日目(8/3)】
昨日出会ったホストマザーと時間を確認して、カーティン大学まで送迎してもらい、昼食のサンドウィッチにリンゴやお菓子まで持たせてもらった。
午前中はカーティン大学でグレニス先生と共に英語レッスンをした。内容は主に午後に行う、現地高校生との話し合いの要点の確認やホストファミリーとのコミュニケーションの取り方を教えてもらった。この授業は本当に実用的ですぐに活用することができた。分からない所は誤魔化すのではなく、勇気を出してもう1度聞き直してしっかり理解する事が大切だということを学んだ。
カーティン大学からダンクレイグ高校へ行き、私1人に3人の高校生がついて、私の研究テーマや質問に親身になって答えてくれた。初めてのことで、とても緊張してしまい、英語を話すことが出来ず沈黙の時間を作ってしまったが、彼女らの方から質問してくれたり、励ましてもらったりして、とても貴重な経験をしたと思う。
昼食では、また別の高校生とテーブルを囲んで食事をした。みんな表現力豊かで、楽しい時間を過ごすことが出来た。
その後は、先ほどよりも年の若い学生2人と私で話し合いを行った。私たちのグループは現地の高校の教室に入り、写真を見せ合いながら、互いに質問の理解を深めた。しかし、それが早く終わったため、教室中の装飾について話していたら時間を忘れてしまい、集合時間に間に合わなかったが、とても充実した時間だった。
今日は、パースの人たちの温かさや優しさに触れることが多かった。また、英語を使って自分の考えを伝える事は難しいが、積極的に行動してみた方が、よりコミュニケーションを取ることができると実感出来た1日だった。(H・M)
今日はパースにある高校に行き、いくつかの質問をしました。
オーストラリアでは中学校と高校が1つになっていて、そこに6年間、そして大学となっています。なかなか自分が話す英語が伝わらず、紙に書いてある質問の文章を見せ、答えてもらうこともありました。
最初に同世代の女子生徒7人と1つの班になり質問をしました。答える時は理解しやすいように簡単な英語を使ってゆっくり話してくれましたが、彼女らの会話はとても速く、ほとんど聞き取ることが出来ませんでした。
次に、13歳の女子生徒2人に質問をしました。そのうちの1人は南アフリカ共和国出身で2014年に引っ越してきたと言っていました。オーストラリアには様々な人種の人々が住んでいると聞いていて、本当だと分かり驚きました。1回目の時より楽しく会話をすることができ、写真も一緒に撮れて良かったです。
今日分かったことは、発音よく波に乗ってスラスラ話さないとなかなか伝わらないということと、普段日本で聞いていた英語は全く日常会話の速度とはちがい、本当の日常会話は10倍ぐらい速く、単語の区切れもほとんど分からないほどでした。このホームステイ中に少しでも多く理解できるように頑張りたいと思います。(K・G)
〈今日行ったこと〉全体:英語のレッスン、現地の高校での意見交換
個人:市立図書館に行き日本の本があるかどうか聞いてみた(日本からの映像はあるが他の本はほとんど無いそうだ)、また唯一週の中で夜遅くまでスーパーが開いているので食材を買いに行った。
〈一番伝えたいこと〉
現地の高校生の様子。自分の考えていること、疑問に感じた点をすぐに相手に聞ける。日本の高校生と違う所は、周りの目や評価を気にするというよりも自分をどう表現していくかに関心があることだと思う。また、社会や地域の環境について聞いてみると必ず自分の意見をもっている。成果主義なだけあって、自分の意見をしっかりもっているのが特に感じたことの一つだ。
〈ホームステイ先での出来事〉
スーパーに初めて行った。とにかく同じものが大量にならんでいて、サイズ感があまりにも日本と違うので驚いた。また、エスカレーターが階段式ではなくスロープ式だったので買い物後が楽だった。(A・N)
今日は午前中に英語の授業、午後に現地の高校生との交流があった。
授業ではホームステイの中で使うことの出来る会話のフレーズを学び、練習した。文法は習っているはずだが、ぱっと口に出すことは出来ず、英語の基礎を徹底しなければならないと感じた。また、今日学んだフレーズをホストファミリーとの会話の中でどんどん使っていきたいと思った。
現地の高校生との交流では、自分の研究について発表したり、彼らの行っている3Rについて聞いたりした。研究をプレゼンテーションする時は、日本とオーストラリアでは墓の形が違うので「墓石」と言っても伝わらず、とても苦労した。また、調べ損ねた専門用語などをうまく伝えることが出来ず歯痒かった。自分の単語力不足を痛感した時間だった。また、現地の高校生は地震を経験したことがなく、地震についての説明を写真を用いて行ったので、熊本地震の説明だけで想像以上の時間がかかった。現地の高校生との会話は英語を聞き取るという神経を研ぎ澄ませた状態が長時間続いたので疲れた。しかし、日本とオーストラリアの異なる点を沢山見つけることが出来て良かった。
学校が終わってから、トランポリンで遊ぶことの出来る施設にホームシスターの友達2人と一緒に行った。1人は日本語を学んでいて、私に日本語で話しかけてくれたのが嬉しかった。オーストラリアではトランポリンで遊ぶのはとても一般的であるということを聞いて驚いた。私のホストファミリーの家にもトランポリンがあったので、彼らにとって本当に身近なものなのだなと感じた。オーストラリアの遊びを実際に行う貴重な経験ができて良かった。頭も体もフル活動させた1日だった。(H・F)
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【研修4日目(8/4)】
今日は研修4日目、英語レッスンと明日のロットネスト島研修に向けた予習、パース市内の研修をしました。午前中の英語レッスンでは、ホストファミリーとの会話の練習から始まりましたが、グレイン先生のおっしゃったことは、「出来るだけ多くのパターンを自分で考えて、話せるようにすること」でした。自分で考えることは難しかったですが、いい会話の練習になりました。次のレッスンでは、会話の練習をしました。何故ロットネスト島が持続可能な島を目指しているのか、どんな取り組みをしているのか、などです。分からなかったところも多いので、明日の研修ではっきりさせたいと思います。そして、午後は待ちに待ったパース市内の研修でした。タスクをこなす形で進みましたが、多くの面白い形をしたオブジェクトや、美味しそうな食べ物の店、美術品なども見る事ができ、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。少しずつプレゼンの構成も固まって来たので、準備も頑張ります。(R・K)
今日の午前中は昨日に引き続きGlenis先生による英語レッスンだった。ホームステイの際に便利な言い回しを教えてもらった。ホストファミリーに自分の言いたいことを英語で伝えるのはとても難しいため、今回習った「聞かなければならないこと」と「自分の意思を伝えること」の表現を活用していきたい。
午後は大学生とパース市内をまわった。日本と似ているようでどこか違う、そんな感覚だった。違った点といえば時々見かける大きなリサイクルボックスや、縦向きカウントダウン式の信号機、サイズの一回り大きな食品などだろうか。また、街の中央に熊本にもあるような球体のモニュメントがあった。それを回している時に市民の方に手伝ってあげると言ってもらい、ふたりで球の回転スピードをあげていった。そういったコミュニケーションがとても楽しかった。大学生と環境のことについてもワークブックの内容を質問したりしたが、取り組み自体は日本と近いものもあった。今回街の人とも関わったことで、オーストラリア人は共通して表情豊かでリアクションが大きく、とてもフレンドリーであることが分かった。日本人のように相手の気持ちを窺う必要があまりなく、とても話しやすい。自分もストレートに表現できるよう、毎日努力していきたい。(T・K)
午前中は英語レッスンがありました。先生がホームステイ先と私たちの関係がよりよくなるようにしてくださるのでとてもありがたかったです。日常会話を教えてもらいました。午後はパース市内で研修を行いました。3つのグループに分かれて、1つのグループに対しそれぞれ1人の大学生がつき、グループ活動をしました。とても実りある活動でしたが、驚いたことに、私たちの大学生は日本人の方でした。活動中は英語を使われていたので日本人だとはわかりませんでした。
その後は大学に帰った後、ホストファミリーと行動を共にしました。私はその日をとても楽しみにしていました。なぜなら前日にホストマザーのクレイアさんに「明日はキングスパークを観て、ステーキを食べに行くよ」と言われていたからです。夜のキングスパークは昼間のキングスパークとは別物で夜景は圧巻でした。本当に感動しました。
オーストラリアのレストランは日本と異なることがあり、その中の1つが食べ物のごみを床に捨てることです。ピーナッツの殻をテーブルのすみに集めていたら、店員さんに笑われました。抵抗がありましたが、私はごみを床に捨てました。いろんな発見があった日でした。(K・N)
ホームステイ先でのコミュニケーションについて学びお互いに声に出して練習しあった後、パース市内研修に向けて出発しました。道中に車窓から見えた建物、人、乗り物、景色など、ほとんど全てが日本と違い、とても興奮していました。街のシンボルを出発点とし、5人1組で大学生の案内のもとパース市内を駆け巡りました。
探検してみての第一印象は、街そのものが芸術であるということです。カラフルで、あらゆる所に飾りや壁画が施されていました。私の班はみんなでアイスを食べたりお土産を買ったりしてかなり充実した時間を過ごせました。
家に帰ってホストファミリーにこの日のことを話し、パースについてさらに多くのことを教えていただきました。(S・M)
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【研修5日目(8/5)】
今日はロットネスト島を訪れた。まずフェリーを乗るためにフリーマントル港に行ったが、大きな船があったりと日本の港とは雰囲気が異なっていた。ロットネスト島に到着したら、空気や道がとてもきれいで驚いた。そして、午前中はロットネスト島のエネルギーや環境保護について学んだ。ロットネスト島では植物を植えた後、風や動物から守るために網状の黒いプラスチックで囲っていた。また、ロットネスト島にいる動物には食べ物を与えてはいけないというルールもあり、そのおかげで植物がたくさんあり、綺麗な景観が保たれているのだなと感じた。そして、ロットネスト島が住みやすい場所であることも学んだ。キャンプができる場所やコテージがあり2500人が滞在できると聞いて驚いた。
また、風の強いロットネスト島では風力発電だけで良い時におよそ600kw、全体の30%もの電気を作ることが出来ると知って驚いた。しかもそれがたった1つの風車から作られていると知り、ロットネスト島の発電がいかに環境に良いのか知ることが出来た。人々が寝ると作られたエネルギーは使われなくなるので、海水から綺麗な水を作ることに電力を用い、溜めることの出来ない電気を水に変換して溜めているという話を聞いた。作ったエネルギーを無駄にしないこの政策はすごいと思う。
環境保護やエネルギーについて学んだ後、昼食の時間があった。昼食を食べているとカラスやクオッカが寄ってきた。私の昼食であるサンドイッチがカラスに盗まれたが、これは動物が身近にいるロットネスト島でしか体験出来ないことだったと思う。昼食を終えた後はサイクリングをしながら、ソーラーパネルを見に行った。今はまだ使われておらず来年から用いるそうだが、とても大きく、どんどん環境に優しい政策を行っていくロットネスト島に再び訪れたいと思った。その後は自由時間だったので私は海に行った。砂の粒がとても小さく、水も透明で綺麗だった。景色を楽しんでいるうちにあっという間に時間が過ぎていて驚いた。とても良い時間だった。
ロットネスト島を出て、ホストファミリーの家に帰ってからは、ホストファミリーとロットネスト島についてたくさん話した。私が訪れなかった観光名所などの話をしてくれて、次訪れたときは、そこに行きたいと思った。環境保護やエネルギーについてたくさん学ぶことのできた良い1日だった。(H・F)
今日は1日、ロットネスト島での環境に対する考え方、環境をよりよく、また、悪い影響を及ぼさないための策を学ぶことが出来ました。
環境についての学習は主に午前中に行われました。ロットネスト島での電気は殆どが自然エネルギー、例えば太陽光、風力から作られており、その作られた電気で海水を淡水化するなど、環境への配慮が沢山なされていました。例えば風力発電。昼、私たちが起きている時間帯は電気が人々の生活に使われます。一方、夜になり皆が寝ると電気の使用料が減少します。よって作られた電気の主は淡水化に使われるということです。私はこれにはなるほどと感心しました。
午後はロットネスト島での自由行動でした。そこでは日本では見ることの出来ない数多くの珍しい動物が生息していました。その景色は日本とは違い、海は透き通っており、とても心が安らぎました。今日1日、環境についてたくさん学ぶ事が出来ました。(H・Y)
今日は朝食にパンとシリアルを食べた。パンはただのジャムではなく「ベジマイト」というオーストラリア独特のジャムを塗って食べた。とても美味しいとは言えなかったが、日本では食べることのできない味を試すことができて良かったと思う。
さて、本日の主な活動場所であるロットネスト島だが、名前の由来はオランダ人の冒険家ウィリアムがこの島を発見した際、島固有の動物であるクゥオッカを見て「大きいネズミ(rat)がたくさんいる」と言ったことがなまってロットネストと名付けられたそうだ。島には一基の風力発電所があり電力の30%を賄っているそうだ。再生可能エネルギーを使用している点で環境に優しいと思った。また、島の水は90%を海水から調達しており、日本にはない発想だと思った。日本は本当に水に恵まれた国だと再確認した。また、先ほどの風力発電所は夜間時の発電を海水から塩分を抜き取る施設に送電しており効率が良いと思った。
また、島にはクゥオッカを始めとする様々な生物が存在しており、人々がそれらの生態系を守ろうとしていることがうかがえた。例えば、野生の動物に餌付けや触れた場合は罰金を科すというようなものだ。
島全体としては、リゾート地といった感じで、現在はシーズンオフのため店などは閉まっていたが、夏になればさぞ盛況であろうと想像できた。さらに美しいビーチがあり、美しくどこまでも広がるインド洋に心を奪われた。プライベートでもう一度行ってみたい、そう思うような素晴らしい島だった。(S・T)
今日は、終日ロットネスト島での環境学習でした。
午前中は、島のガイドの方と一緒に、どのようにしてロットネスト島がエコアイランドとなったのかを学習しました。
その中でも、僕が一番驚いたのは、淡水化プラントです。オーストラリアは日本とは違って、水不足に悩まされていて、島内の至る所にある湖は、どれも塩の含有量が高く、飲み水にはできないので、海水を淡水へと変える技術が必要なのです。私たちが住む日本は、多く雨が降り、川から多くの淡水を得ることができますが、気候変動がどこでも起こりうる今では、いつ水が無くなってしまうかわかりません。また、飲み水以外にも、庭や花壇の維持など、生活のために多くの水を使います。今、私たちはそれらのことに多くの水道水を利用しているので、いつ水が尽きてしまうかわかりません。もし、日本で水が無くなってしまったときの解決策は、この淡水化プラントだと思いました。
他にも、ロットネスト島には、クオッカというこの島固有の小さな動物や、20の浜辺から臨む美しい景色など、人の手が加えられていない、自然の美しさ、自然と触れ合うことの楽しさを教えてくれる場所がたくさんありました。
また、ロットネスト島は歴史が深く、かつては海軍基地やアボリジニの流刑地としても使われていたことも、学ぶことができました。(S・S)
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【研修6日目(8/6)】
今日は、ホストファミリーと過ごす最後の1日だったので、日本の家族へのお土産を買いに連れて行ってくれた。
場所はフリーマントルで、港しかないと思っていたが、道路を渡ると全く違っていた。まるで映画に出てくるような町並みで、特に古くからの建物が多くあった。店の中に入り、父にはキーホルダー、母にはエプロンとミトン、弟には自分とお揃いのブルゾンを買った。店員は中国人だったが、「オトサン」「オカサン」「アリガト」「カワイイ」といった日本語を使えていて、とても凄かった。
買い物が終わった後、ホストファミリーのAaliyahの5才の誕生会があった。ホストマザーの弟、母親、父親がお祝いに来ていた。羊肉、鶏肉、豚肉を焼いて、ソーセージやマッシュルームも調理した。味付けは濃いめだったが、ホストマザーが一生懸命作っているのを見て、我が子への愛情がしみじみ伝わってきた。
明日でホストファミリーとお別れになるが、この7日間で「第2の家族」として受け入れていただいたことに感謝したい。(T・K)
今日はホストファミリーの母と父と兄と一緒に1日中自由な時間を過ごしました。
まず、朝10時に起きて準備をしたり兄と一緒に日本のアニメを見たりしました。そして、朝の11時に家を出発して、午前中はショッピングをしました。場所は昨日ロットネスト島に行くときに出港した港の近くでした。その近くにあったさまざまな店が入っている建物の雑貨屋のような店で弟にTシャツとパーカーを買い、友達にキーホルダーや、ぬいぐるみ、自分にペンやシャツ、パーカー、キーホルダーを買いました。また、ホストファミリーに自分と弟と親にTシャツと帽子とバッグをプレゼントして頂きました。
その後に、近くのオシャレなお店に行きました。そこの防波堤の上でホストブラザーと写真を撮りました。席がなかなか空いていなくて、鳥もたくさん飛んでいたので中の席が空くまで待ち、そして、お店に入りランチをしました。ランチはフライドフィッシュとフライドポテトとサラダにチリソースをつけて食べました。チリソースはほんのり甘いようで辛く、日本に持って帰りたいほど美味しかったです。飲み物は紅茶を買いました。オーストラリアのお茶は甘いものが多く、甘いのも悪くないと思いました。その後は、そのお店の周りを歩き回り、泳いでいる魚を見たり、写真を撮ったりしました。すぐ近くになかなかの大きさの魚が泳いでいて驚きました。そこを歩き回っていると、ホストマザーの友人と出会い、そこの家庭にホームステイしていた日本人とも会いました。その日本人は兵庫からきた、と言っていて熊本を知っているか聞いたところ、知らないと言ってきてとても驚きました。
そこで写真を撮ったあと、午後からはビーチに行きました。かなり広いビーチで端から端がギリギリ見えるくらいでした。そこには多くの釣り人がいました。寄っていくとホストブラザーにペリカンがいる、と言われて見てみるとかなり大きいペリカンが2羽歩いていました。あまりにも馴染んでいたので、言われるまで全く気づきませんでした。そして、ペリカンと写真を撮ったり、フグや海の写真を撮ったりしました。その後に近くにあった広場でベンチをゴールにしてホストブラザーと軽くサッカーをしました。久しぶりにボールを蹴ったので、関節が痛かったです。そして帰り、1日を終えました。
今日気づいたことは、日本とは違い、オーストラリアでは自然と人とが共存していることです。人間も動物も互いに危害を加えることなく、さまざまな所で野生の動物を見ることができました。日本人もオーストラリアのように互いに危害を与えることなく、共存していくべきだと考えました。(K・G)
ホストファミリーと1日過ごしました。
まずはじめに長男のアストン君のオーストラリアフットボールの試合を見に行きました。小学生がするものとは思えないほどとても危険なスポーツで、見ていてドキドキしましたが、試合に勝って喜ぶ子供たちの姿は純粋でこちらも幸せになりました。
その後ショッピングをしました。その時ホストマザーと日本食の話をしました。めんはヌードルと言って、カップヌードルかと思いましたが、ラーメンでした。
5時くらいにフリーマントルのビーチに行きました。泳ぐつもりでしたが日没したので惜しくも泳げませんでした。ごみが1つもないとてもきれいなビーチでした。ホストファミリーには感謝しても感謝しきれません。とても短く感じた1日でした。(K・N)
今日は終日ホストファミリーと行動するという日程であった。僕は市営バスに乗って駅まで行き、そこからパース市内へと向かい、お土産を買うという日程であった。これまでの4日間とは違い、終日行動を共にしなければならなかったので、会話が途切れたり、したい事がきちんと伝わるかどうかなど心配していた点は多くあったが、そのような心配をよそにホストファミリーはとても親切に接してくださり、目的のものをきちんと買うことが出来た。
また、午後は明日に控えたプレゼンテーションの準備に充てて下さり、大変助かった。分からない意味の単語は簡単な単語に置き換えてくださったり、準備をスムーズに進めることが出来た。明日のプレゼンテーションで、日程の殆どが終了なので、最後まで精一杯頑張りたい。(H・H)
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【研修7日目(8/7)】
今日は最終日。友達とパースでの思い出を共有した。もちろん英語で。最も面白かったこと、驚かされたこと、パースの良い点悪い点、ホストファミリーとの昨日の過ごし方や今までの出来事等、色々なことを話した。もうすぐでパースを離れるのだと実感し、寂しくなった。
その後は皆のプレゼンテーション発表だった。どの発表の内容もとても濃く、一人一人の研修が充実したものであったことの現れだと思った。アイコンタクトが上手で皆の方をよく見て話していた生徒、話し方が単調でなくジェスチャーを交えて上手に話をする生徒と個性もみられ、聞いていてとても面白い発表だった。もちろん自分も精一杯の発表ができたと思う。
全てのプログラムが終わった後、僕にとってはとても思い出に残る出来事が起きた。そう、迷子だ。大学内で迷ったのだ。5人の学生に「日本の生徒を見ませんでしたか?」と尋ねたものの「NO」しか返事はかえってこず、現在地が書かれたマップを見ながら目的地に向かおうとした。だが時々なってしまう僕の方向音痴がでたせいで本当に迷ってしまった。後で知ったことだが全力疾走で逆方向にダッシュしていたらしい。幸い、友達が迎えに来てくれて助かった。皆に迷惑をかけてしまい、とても反省した。それ以降は人一倍緊張感をもって行動するようになったと思う。良い経験になったとも思う。(T・K)
次の日はもうほとんど飛行機の中なのでこの日が活動をする最後の日になった。
早朝、今までお世話になったホームステイ先のファミリーとお別れをした。本当に有意義で素晴らしいホームステイだったと思う。この体験は必ずやこの先の人生で生きてくると思う。皆それぞれ感動的な別れをした後で、カーティン大学にて最後の締めくくりであるプレゼンテーションに臨んだ。各々、オーストラリア・パースが住みやすい街だということを発表した。皆、以前日本で行った時より上手になっていた。英語講師であるグレネス先生のおかげでアイコンタクトを意識した発表は、とても良いものになった。この経験は日本でも生かしたい。これから大勢の人の前で発表する際、役に立つと思う。本当に堂々と発表できていた。やはり、物事をはっきりという欧米の文化の中に1週間浸っていたtめであろうか。
そして、発表が終わり、カーティン大学とお世話になった人達とお別れして、日本へ帰ることとなった。空路シンガポールのチャンギ国際空港に向かい、到着したのは現地時間の23時ぐらいであった。これだけ長いフライトは初めてだった人も多いので貴重な経験になった。
最後にお世話になったホームステイ先のファミリー、カーティン大学のスタッフの方々、引率の先生方、添乗員の森田さん、現地のガイドの方、一緒に研修を終えた仲間、他にも数えきれない人たちに「ありがとうございました」と伝えたい。(S・T)
今日の朝でホストファミリーとはお別れしなければならなかった。ホストファミリーとの最後の朝を充分に楽しむことができた。別れの際に「とても素晴らしい時を過ごせた」と笑顔で私にハグしてくれたことが嬉しかった。簡単な英語を使ってゆっくりはっきりと話してくれたホストマザー・ファザーのおかげでたくさん会話できたのでとても感謝している。ホストシスターと遊んだ時間は一生の宝物になると思う。忘れられない貴重なホームステイを体験できた。
午前中は、プレゼンテーションをした。私は1番目の発表者だったので緊張した。人の前で話すことがあまり得意ではなかったが、アイコンタクト、声の大きさ、聞き取りやすさを意識して、プレゼンテーションをすることができた。今回の研修で、自分の英語のスキルやコミュニケーション能力、自分で積極的に行動し、考える力が向上したのと同時に、とても自信がついた。充実した1週間だった。
夕方からは飛行機に乗り込んだ。それぞれのホームステイ先で体験したことや、おもしろかったことなどを話し合いながら楽しんだ。この研修を無事に終わらせられるように明日まで気を引きしめていこうと思う。(S・T)
今日はホストファミリーとの別れの日だった。朝、大学に送ってもらった後はもう発表と帰国を残すだけだ。
私は自家用車ではなく大学に来る時は公共交通機関を利用していたが、今日は朝から全ての荷物をもっての移動だったのでタクシーを利用した。日本のタクシーのようにメーターがあったりカメラがついていたりする訳ではなく、普通の一般車でスマホのグーグルマップを使って運転していた。少し不安だった。日本と違って面白い。
発表では、皆15人それぞれがこの1週間で得たパースに関する情報をわかりやすく表現できていた。
とくに発表の中で多かったゴミの分別について、日本も燃やせるか燃やせないかではなく、リサイクルできるか出来ないかで分別を行うとよりわかりやすくなり、環境に良いアプローチがしやすくなるのではないかと考えた。
1週間がこんなに短く感じられたことはいままでになかった。とても貴重な体験ができて幸せ者だと思った。(A・N)
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【研修8日目(8/8)】
私は初めて飛行機で日を越した。パース空港からシンガポール空港まで結構起きていたので、福岡空港までの飛行機内で寝るかなと思っていた。しかし飛行機に乗った時刻が深夜の2時くらいだったので、日の出を見ようとして友達と協力して睡魔と戦っていた。その頑張りが報われ、非常に綺麗な日の出を見ることが出来た。この1週間が充実していたからか、時の流れがとても早くオーストラリアを発つのが名残惜しかった。
日本に着いてからすぐにホストマザーにメールをして、無事帰りついたことを報告した。するとすぐに返信が来て、とても泣きそうになった。
またホストファミリーに会えるようにもっと英語を勉強しなければいけないなと思った。
この1週間は私にとって必ず何かのきっかけになる、私の視野を広げてくれる貴重な経験になったと本当に心から感じた。この機会を与えてくださった先生方や、旅行のための大金を支払ってくれた親に感謝を込めて、学んできたことや、ホストファミリーとの思い出を共有していこうと思う。(H・M)
私達はこの日をシンガポールのチャンギ国際空港で迎えました。オーストラリアでの研修をすべて終え、あとは無事に日本に帰るだけというところだったけれど、森田さんから緊張感をもとうというお話を頂いていたから少しは気を張っていました。飛行機に乗り込むと機内は真っ暗です。寝るしかないと思い、身を縮めて眠りました。次に目が覚めたら朝になっていました。朝食はかなり美味しかったです。
福岡空港に到着し屋外に出た瞬間、「あー日本だー」と嬉しくも悲しい気持ちになったのを覚えています。
この8日間はとても充実し、学び多きものでした。たくさんの人の支えがあってこそ成り立ったものであることを忘れず、今後の生活に生かしていきたいと思います。(S・M)
シンガポールのハブ空港で日付を越した私たちは、そのまま福岡行きの飛行機に乗り込みました。機内では、それぞれに自由な時間を過ごし、朝9時頃に福岡空港に到着しました。1週間ぶりの日本はとても暑く、前日の昼まで冬の地にいたことが信じられないほどでした。
済々黌には昼前に到着したのですが、多くの保護者の方々が迎えに来てくださっているのを見て、私たちがどれほど保護者の方に支えられているかということを改めて感じました。
2学期が始まるまであと1ヶ月弱ありますが、このような体験をさせていただいたことに感謝しつつ、これからの学校生活につなげていきたいと思います。(T・W)
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