日付 : 15-11-02 00:00
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11月2日(月)に、本校出身で前日本取引所グループ最高経営責任者、現KKRジャパン会長の斎藤惇氏を講師にお迎えしてSG講演会を行いました。「世界の中の日本の姿」と題して、NY駐在や経済界でのご経験から、まず、GDPや政府債務残高の推移等の事実をしっかり押さえた上で今後の日本をどうすればよいかを考えることの重要性をお話されました。次に、多様な価値観が確立しているアメリカを例に挙げ、「成功体験にこだわらずに物事を両面から見ること」や「熊本や日本にこだわらず、世界に目を向けて、異なる価値観を持つ他者と共存する能力を身に付けること」が大切であると説かれました。さらに、「世界に知人を持ち、つながることで情報を得よう。そのためには、判断する自分の知識、倫理観、歴史観を身に付けよう」とメッセージを送られました。生徒たちが今日の講演を胸に、冒頭に言われた「強靭な体力と知力」を身に付け、日々努力してグローバル人材に成長していくことを願っています。
<生徒の感想から>
「日本」という国のあり方を改めて知らされた気がします。私は、日本は急速な経済発展を遂げ、アメリカ、中国などの大国と肩を並べ続ける国であると思っていましたが、それは、これからの10年後、20年後変わらないとは限らないと感じました。普段、生活していてそういったことを感じたことはありませんでしたが、世界と比べたとき、こんなにも他国との差があったとは思いもしなかったです。学生である私に、こんなことは関係ない、そう考えるのではなく、10年後、20年後の日本を支えていくのは私たちだから、その時の日本が「世界の日本」であり続けるために、国際社会に対して積極的に興味を持っていこうと思います。(1年女子)
今日の講演では、海外での経験、外国人との関わりを通して必要になってくることを色々聞けたので何も知らずに世界へ飛び出すよりも、気持ちの持ちようが違うと思いました。今、日本は急成長する中国やアメリカに差をつけられており、できるだけ早いうちに、重工業から、情報業へと転換し世界についていかなければ困るのは将来を担う私たちです。そう考えると、中国の積極性を見習ってホームシック傾向にある日本の考えを取り去って世界に目を向けていくことを意識すべきだと思います。私も日本を出て世界で新しいことを学びたいです。(3年女子)
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