７月２５日（金）午後に、本黌１学年教室にて「令和７年度第１学年職業別講演会」を開催しました。様々な職種において第一線で活躍されている本黌出身の先輩方の話を聴くことにより、職業について知るだけでなく、職業観を育むために毎年行われている講演会です。今年度は、１４の職種、１７名の講師に来ていただきました。なかには２名で講座を担当して下さった職種の先輩もいらっしゃいました。生徒の感想を一部紹介いたします。

講座①【医師】
「私は現在医師希望ですが、理系科目が本当に成績が悪く、断念するかも迷っています。しかし講演を聴いて、やはり医師になるのは、病気で辛い患者さんを精神面などでも支えることができ、病気を治すことだけが仕事でないと分かり、夢をまだ諦めないで、将来、人のために尽くせる人になりたいと改めて感じました。」

講座⑤【弁護士】
「弁護士という仕事は、人権を守る仕事で誰かを支えることができる一方で、重圧がつきまとうことや、守秘義務により悩みを抱え込むことがある。しかし達成感があったり、依頼者に喜ばれたりするなどのやりがいがあり、素晴らしい仕事だと思いました。社会の流れをつかんだり、法律について学ぶことは、自分が社会で生きていくうえで、大きな『武器』になると思うので、今回の講演会を通して、自分の生活を見つめ直していきたいです。」

　夏休み課外の午後にこのような貴重な講演を聴くことができ、生徒にとっては、目の前に迫った文理選択の一助となったのではないでしょうか。今回の講演会で学んだことを活かすことはもちろん、様々な他の職業についても調査・探究してみてはいかがでしょうか。